DragonAshと言えば、今ではミクスチャーバンドやロックバンドとしてのイメージが強いですが
2003年前まではHIPHOPを中心とした音源を制作しておりDragonAshと言えば、HIPHOPという印象がその当時は強かったです。
自分はDragonAshのHIPHOPが好きでHIPHOIPが好きになったキッカケもDragonAshの影響が強いです。
そんなDragonAshのKJに対しZEBBRAがキングギドラのアルバムの曲で「公開処刑」にてディスをしています。
ご存じの方も多いと思いますが、それ以来KJとZEBBRAはどうなったのか
あれからかなりの年数が経ちますが紹介してみたいと思います。
公開処刑される前は、とても仲が良かった?
KJとZEBBRAはキングギドラの公開処刑が出る前は一緒に曲も出しています。
1999年5月1日にリリースされた【Grateful days】。
JRAPで1番有名な一節が「オレは東京生まれHIPHOP育ち 悪そうなヤツは大体友達」
HIPHOPを知らない人でもこの一節は知っている人も多いはず・・・
【Grateful days】はKJがZEBBRAに客演として依頼し、この音楽が誕生しました。
これをキッカケにZEBBRAも知名度が上昇します。
HIPHOPと言えば、コレって思う人が多いほど【Grateful days】はHIPHOPというジャンルをマイナーからメジャーに日本中に認知された曲でもあります。
この当時KJは20歳ぐらい
ZEBBRAが27歳か28歳だったと記憶しています。
KJが20歳でこの曲をリリースできるとはKJの才能はやっぱりヤバいですね。
そんな中KJもZEBBRAのラッパーとしての姿に影響され【Grateful days】以降も【ILOVE HIPHOP】や【summer table】などHIPHOPを中心とした音楽をリリースします。
どれも個人的には好きです^^
しかしKJはZEBBRAをリスペクトするあまりsummertableで遂にZEBBRAの逆鱗に触れるわけです。
何故ZEBBRAの逆鱗に触れたのか?
【summertable】がキッカケでZEBBRAの逆鱗に触れる事となります。
それはKJがZEBBRAのファッションやフロウ・歌い方などZEBBRAが歌っているの?と思うほど、とても似ていたからです!
今、振り返ってみるとKJは才能があり過ぎたと思います。
ZEBBRAへの憧れから始めたスタイルだったけど、
そのクオリティが高すぎた。
フロウだけならともかく、ジブラの真骨頂である詩の内容と韻の踏み方まで 近いレベルだったからです。
問題の【summertable】はこちら
さすがにZEBBRAも「真似しすぎじゃねぇ」と思うようになり公開処刑という曲でKJをおもいっきりディスする事となります。
キングギドラの【公開処刑】ZEBBRAがKJをディスっています。
公開処刑後から音楽性が変わる
公開処刑後のDragonAshの音楽性はHIPHOP中心からロック中心の音楽性へと変わります。
やはり公開処刑での出来事が大きかったのか2003年以降のアルバムやライブではHIPHOPの曲は披露せずロックやミクスチャーの音楽が中心になりました。
KJは公開処刑でディスられましたがアンサー曲などは出さないし振り返らないようです。
ZEBBRAは活動20周年を迎えた2008年に自伝を出版します。
その中で、KJについて2003年以降の曲はオリジナリティーがあって良いと評価していました。
時間と共にKJに対してのわだかまりもなくなっており和解してもZEBBRAは良いそうです。
しかしKJは雑誌のインタビューで「Grateful Days」について「正直やんなきゃよかった」というコメントをしていて今後、Kjが「Grateful Days」をライブなどで歌う事はなさそうです。
ファンとしては、やってほしい人も多いはず…
個人的にもDragonAshのHIPHOPは好きなのでライブなどで歌ってくれてと切に願うよ
現在の仲は?
現在も仲が良いとは言えませんが奥さん同士は一緒にカラオケに行くほど仲が良いそうです。
またラッパ我リヤのQさんの結婚式では少し話しをしたみたいでジブラさんがKJさんに対し「今度ご飯でも行こうよ!」と言うとKJは乗り気ではなかったみたいで結局少し気まずい空気になったとか…
やはりあの頃の印象が残っていると思われます。
終わりに
DragonAshがHIPHOPをその当時、盛り上げた事は間違いないですし自分もHIPHOPのカッコよさを知ったのもDragonAshでした。
DragonAshがHIPHOPの曲を披露する事は極めて可能性は低いと思いますが
今聞いてもDragonAshのHIPHOPはカッコいいと思うのは自分だけではないはず
また聞きたいな
「Grateful Days」は1999年に発売されたViva La Revolutionのアルバムに収録されています。
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